豆を挽くと
2008 / 05 / 15 ( Thu )
こんにちわ。
いきなりですが、豆を挽くと表面積はどのくらい大きくなるでしょうか?
豆を単純に1辺が1cmの立方体とモデル化し、挽いた後の豆を1辺がammの立方体と仮定しますと、
豆一粒がはじめ、表面積は6平方cmです。
その一粒が挽かれた後、(10/a)の3乗の数の1辺がammの立方体の集まりになります。
その総面積は、6×(a/10)×(a/10)×(10/a)の3乗=60/a[平方cm]になります。
よって、豆を挽く事によって、表面積は(10/a)倍になることがわかります。
a=1の場合、表面積は10倍です。
a=0.1の場合、表面積は100倍です。
粗挽き、細挽きではなく、一般的な挽き具合では、a=1と考えてよいと思います。
ただし、微粉も沢山発生しますので、a=0.1の場合もあります。
1粒の豆のうち、90%がa=1、10%がa=0.1だと仮定すると、表面積は、
0.9×10+0.1×100=19倍になります。
乱暴かもしれませんが、豆を挽くと、その表面積は20倍になる、ことがわかりました。
(本来は、豆を楕円回転体と仮定し、挽いた後の豆の大きさも正規分布の重みを掛けて、、、
などとするべきですが、大雑把に簡単に把握するために勘弁してください。)
しかし、豆を挽くと30分もすれば、劣化が進む様で、抽出すると味が変化するのが
わかるようになります。豆のままでは、常温で放っておくと、2日ほどで前述と同じような
違いがでてきます。ただし、この点は、さまざまな条件で大きく変わるでしょうし、諸先輩方
のお叱りを受けるかもしれませんが、私の経験則なので、御容赦下さい。
重要なのは、豆を挽いた場合、表面積の増加は20倍であるのに比べて、劣化する速度
(味の変化速度)が約100倍ということです。これは、豆を挽く事で、その表面積が増大し、空気中の
酸素に触れる面積が増えた事で、劣化するのでしょうが、それだけでは説明がつきません。
もっと重要な原因があるはずです。
豆を挽くと何が起こっているのか?
また、次回に考えてみようと思います。
それでは、ごきげんよう!
キャランダイカフェの佐藤良之でした。
豆のままで販売するのはどうして?
2008 / 05 / 05 ( Mon )
キャランダイカフェでは、豆のままの販売しかしておりません。
その大きな理由は、劣化(酸化)を防ぐためです。
「ウチにはミルもないし、めんどくさいし、、、」なんて声が聞こえてきそうですが、
「健康」にこだわるキャランダイカフェとしては、どうしても譲れない部分です。
その理由は、次の機会に。。。